沢登り

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山の天気

渡渉のミスか?カムイエクウチカウシ山で2名溺死~事故を分析する

令和7年(2025年)8月23日、日高山脈カムイエクウチカウシ山(1979m、通称「カムエク」)へのルート上である、札内川上流の川岸に、着衣が濡れた状態の女性登山者2名が倒れているのを別の登山者が発見し、警察が救助し、病院に搬送しましたが、2名とも死亡が確認されました。警察によると、2名は大きな外傷はなく、死因は溺死と判明しましたが、原因などについては不明のままです。今回は、カムエクへのルート上で起きた、沢での溺死事故について考察していきます。...
その他

本物に近づいた!PPテープ新型自作わらじのレビューと作り方

以前の記事で検証したとおり、荷造り用PPロープで編んだ自作わらじは、本物のわらじより耐久性があり、性能はほぼ同等です。しかし、本物のわらじと比べると、フリクションがやや低く、薄い、質感が異なるといったことがありました。そこで、藁を使わず、より本物に近いわらじが作れないものかと思案した結果、荷造り用PPテープを使用してわらじを作成してみることにしました。...
その他

荷造りロープの自作わらじは沢登に使えるのか?

わらじは現在においても沢登りでは最強の履物と言われます。近年、わらじ愛好者はほぼ絶滅しましたが、場面を選ばないフリクションの高さは昔から定評があり、フエルト底やラバー底を凌ぐ性能があります。わらじは消耗品で、沢登りに使用すると、1日で1~2足はダメになります。なので、安価なわらじがあると良いのですが、現在、わらじは手に入りにくくなり、手に入ったとしても1足1500円前後とコスパが悪く、このことが登山者のわらじ離れを助長させています。...
登山装備

スパイク地下足袋の比較!耐久性や価格は?

登山や沢登りに万能なフリクションを発揮するスパイク地下足袋ですが、物によって耐久性は大きく異なります。スパイク地下足袋を使用するなら、価格と耐久性のバランスがよい物を選びたいところです。今回は3社のスパイク地下足袋を…
山の天気

カムエク登山・渡渉に注意!札内川の水量を知る方法とは?

カムイエクウチカウシ山(1979m)に登るには、最終ゲートから道道静内中札内線をしばらく歩いたあと、七ノ沢出合で札内川本流に入渓し、八ノ沢出合までの約2時間は河原歩きや河畔林の巻き道、数回の渡渉を繰り返しながらの行程に…
その他

虫よけ対策~蚊取線香とパワー森林香を比較してみた!

蚊取り線香やパワー森林香は、持続的かつ高い虫よけ効果があります。今回は、蚊取り線香とパワー森林香の違いや、実際の登山ではどちらが効くのかを検証してみました。蚊取り線香とパワー森林香。何が違うのか?蚊取り線香と防虫香…
登山装備

沢登り~スパイク地下足袋の選び方

スパイク地下足袋は沢登りや一般の登山でも万能なフリクションを発揮します。スパイク地下足袋には大きく分けて、脱着方法の違いによって、はぜ止めタイプとベルクロ(マジックテープ)タイプに分かれ、更につま先の形状の違いによって…
登山技術

はじめての沢登り~渡渉の仕方とコツとは?

沢登りには、渡渉が付き物です。夏の渡渉は冷たくて気持ちの良いものですが、増水中の渡渉は危険を伴い、時折死亡事故も発生しますのでしっかりと基礎を学んでから臨むようにしなければなりません。今回は渡渉の仕方やコツについて説明…
遭難事故

幌尻岳3名溺死~遭難事故を分析する

8月29日、幌尻岳(2052m)を下山中のパーティーが額平川(ぬかびらがわ)四ノ沢出合付近で渡渉中、3名が溺死するという遭難事故が発生しました。幌尻岳は日高山脈という国内屈指の危険で特殊な山域にあり、気軽に登れる山では…
登山装備

沢登り。スパイク地下足袋の使用限界を検証した

沢登りだけではなく、普通の登山道にも絶大なグリップ力を持つスパイク地下足袋。山では万能なスパイク地下足袋も、スパイクが減ると沢登りでは使用できなくなります。スパイクが減って、沢登りを引退したスパイク地下足袋は、寿命まで…
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