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興梠メモ(全文)~カムエク福岡大ヒグマ襲撃事件
昭和45年(1970年)7月、日高山脈カムイエクウチカウシ山で発生したヒグマ襲撃事件で犠牲となった福岡大学ワンダーフォーゲル同好会メンバーの興梠盛男氏が残した手記の全文です。 この事故では3名の部員が犠牲となりましたが、この事故が教訓となって、ヒグマの習性や対処法などが広く一般に知られるようになりました。 この事件以降、現在まで50年間、登山者のヒグマによる死亡事故は発生していません。…

緊急!ヒグマが登山者を襲撃~カムイエクウチカウシ山
今年7月にカムイエクウチカウシ山八の沢カール付近で、ヒグマによる事故が連続して発生し、登山者2名が頭を咬まれるなどの怪我を負いました。通常ヒグマは人を恐れていますので、ヒグマが登山者に近づくことはありませんが、今回発生した事故…

熊よけスプレーのホルダーを自作してみる
ゴールデンウイークも終わり、いよいよ本格的夏山シーズンの到来です。昨年はヒグマと3回も遭遇してしまったこともあり、春のバーゲンで市販品で最強の威力を誇る熊よけスプレー、カウンターアソールトストロンガーCA290を購入し…

実験!期限切れ熊よけスプレーは使えるのか?
ほとんどの熊よけスプレーの有効期限は3~5年程度です。有効期限が切れた熊よけスプレーについては、中身の成分に問題がなくても、ガス圧が下がってしまうことで噴射距離が短くなり、実質使用不可能になると言われています。何年経過…

熊よけスプレー~ホルダーと取付位置は?
クマよけスプレーはクマと遭遇し、襲われそうになった時に直ちに使用できなければ意味がありません。そのためには、使いやすいホルダー(ホルスター)が必要となります。クマよけスプレーは現在5種類ほど市場に出回っており、ほとんど…

登山とヒグマ対策2~ヒグマを避ける方法
前回はヒグマの習性について説明しました。今回はヒグマに出会わないようにするためにはどうするかについて説明します。ヒグマを避ける基本 まずは、ヒグマの痕跡に気づくことが大切です。ヒグマの糞、木の幹へのマーキングの跡(爪跡など)…

失敗しないクマよけスプレーの選び方!
秋と雪解けシーズンは毎年のようにクマの目撃ニュースが多く報じられます。登山や山菜取りで山に入る場合は、クマとの接触に備えることが必要です。今回は、クマに襲われそうになった場合、現在一番有効な対処法とされている「クマよけ…

過去の遭難に学ぶ-カムエク八の沢カールヒグマ襲撃事件
過去に起こった特異な山岳遭難を検証していきます。今回は昭和45年7月25日~27日、日高カムイエクウチカウシ山、八の沢カールにおいて福岡大学ワンダーフォーゲル同好会5名がヒグマの襲撃に遭い、3名が犠牲となった遭難事故…

最新ヒグマ対策のまとめ~正しい対処法が身を守る!
ヒグマ対策としては、まずはヒグマに遭わないよう山中では常にヒグマに対するアンテナを張っているのが一番です。ヒグマの聴覚、嗅覚は非常に鋭敏です。鈴やホイッスル、声などであらかじめ、人間の存在を知らせることが有効です。それ…

登山とヒグマ対策1~ヒグマの習性
北海道にはヒグマが生息しており、山での危険と言えばほとんどの人がヒグマの存在をあげます。そこで今回はヒグマの習性などについて書いていきます。実際にヒグマによる死亡事故は起きているので注意しなければならない動物のひとつです…