山登り初心者とステップアップしたい経験者の方へ登山講座

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元山岳部部長の登山講座

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登山とダニ対策と感染症~ダニ媒介性脳炎とは?

今回は、マダニが媒介する感染症について説明します。今月(平成28年8月)、道内の男性がマダニに咬まれ、ダニ媒介性脳炎で死亡したことが報じられ、保健所が注意を呼びかけています。マダニについては一度記事を書いていますが、…

夏山装備(縦走編)

今回は2日以上にまたがる山行の場合、つまり全荷(ぜんに、宿泊可能なフル装備)の夏山装備について書いていきます。装備の選び方の基本的な考え方は必要なものを必要なだけ分だけ持って行くという点では日帰り登山と一緒です。日帰り…

地形図の実戦的使用法2

前回に続き、地形図の実戦的使用法です。(前回→地形図の実戦的使用法1)今回は自分の位置がわからなくなった時の地形図とコンパスの使い方について説明します。実戦的使用法解説 図1について。登山者は現在地X点にいますが、…

夏山装備(日帰り編)

北海道の山の2000m級は本州の山の3000m級と同じ気象条件といわれています。北海道の山で、ある程度手軽に日帰り登山ができる山は基本的に1000m~1500m級が多く、2000m級でも途中までロープウエイがある表大雪…

トムラウシ

日本百名山の光と影~増える遭難を分析!

日本百名山ブーム以降、このブームには様々なことが言われています。今や登山をしない人を含め、日本百名山という言葉を知らない人はいないでしょう。今回は日本百名山ブームと山岳遭難の関わりについて分析してみます。…

地形図の実戦的使用法1

今回は登山と地形図の3回目。コンパスと地形図の実戦的使用法について書いていきます。まず最初に、地形図はすべて真上が真北であることを覚えておいて下さい。即ち地形図に南北に引いた垂線(経線、子午線などと言う)の真上は北極点…

地形の見方がよくわからない!地形図の読み方

登山をする時は登る山の地形図とコンパスを持っていくのが基本です。登山と地形図の2回目。今日は地形図の読み方、すなわち読図方法について説明します。(登山と地形図1回目地形図を持って登山に行こう)通常、登山では国土地理院が…

登山の服装選びの基本2

今回は最新素材のウエアと既存のウエアなどを組み合わせ、実際に登山でどんな重ね着(レイヤリング)が有効なのか?考えていきます。はじめに、近年出ている登山の服装の状況について簡単に書きたいと思います。(前回記事「登山の服装…

登山と雷~落雷対策

ごく稀なことの例えに「雷に撃たれるような」なんていう言葉がありますが、全国で落雷による死傷者は毎年10名前後出ており、中でも登山者が犠牲になる割合はそれなりに高く、落雷の被害に遭う登山者は毎年数名出ています。また落雷…

登山の服装選びの基本1~レイヤリングとは

登山に適した服装といっても、季節や登る山の標高、登山スタイル、好みなどによって変わるものです。基本的には、肌着、中間着(行動着:フリースなど)に伸縮性の良いズボンを着用し、寒いときにはアウター(ヤッケ、ウインドブレーカー、透湿性のカッパなど)や、防寒着(セーターやフリース)、雨天時にはカッパを着用するというように、登山中に変化する気温、体感温度、天気などのコンディションの変化に対応しながら、脱いだり、着たりを繰り返すのが一般的です。…

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プロフィール

フリーランサー。元船員(航海士)
学生時代に山岳部チーフリーダーを経験し、阿寒、知床、大雪を中心に活動。
以来、北海道の山をオールシーズン、単独行にこだわり続け35年。
現在は主に日高山脈をフィールドにしている山オタクのライター。
※他サイトにおいて元山岳部部長を名乗る個人・団体が存在しますが、それらは当サイトとは一切関係ありませんのでご了承ください。



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